Yuki

2024-25シーズン、応援ありがとうございました！ ここまで走り続けてこられたのは、ファンの皆さまや支えてくれる全ての人たちのおかげです。心から感謝で溢れるシーズンでした。 これまで自分のことをあまり話してこなかったので、この機会に心の内をお話しさせてください。 私は性別や見た目の枠を超えて、自分らしくありたいと思っています。 「綺麗になりたい」という思いがいつもあって、 ある日は「カッコよく」、またある日は「可愛く」、 その日の気持ちで自分を自由に表現したいのです。 これまで顔をあまり出せなかったのは、批判が怖かったから。 「男だ」「女だ」と言われるのは平気ですが、 妙な憶測が飛び交ったこともあり、自分の思いをちゃんと伝えたいと思うようになりました。 私にとって大切なのは、自分が信じる“綺麗”を追い求めること。 内面も外見も、私だけの形に磨き上げたいのです。 今シーズン、私は持病に苦しみました。 心が押し潰されそうな日もあり、 薬をたくさん飲んで体が思うように動かず、 その辛さを理解してもらえない時もありました。 そんな中、アナリスト兼コーチとしてチームと向き合う時間が、私の支えになりました。 腱板断裂で肩の痛みが激しく、選手に球出しをする際のスパイクが思うようにコントロールできないこともありました。 それでも、選手のためにいい球を届けたいという思いが強く、 その楽しさと責任感が私を突き動かしました。 痛みを抱えながらも、日々努力を重ねてきました。 今シーズン、大学カテゴリーとVカテゴリーの両方を経験しました。 大学では入れ替え戦で勝って、1部に上がれたのが本当に印象に残っています。 あの瞬間、選手たちと一緒に喜んだのは忘れられません。 1部で戦えたことがほんとに大きい財産でトップレベルを味わえ、チームはもちろん自分自身の成長をすごく感じることが出来ました。 そして、Vカテゴリーではプレーオフの1発勝負の難しさ、選手たちを勝たせられなかった悔しさがあります。 アナリストって本当に寝る時間がないですし、自分の時間のほぼ全部がアナリスト時間になってしまいます。 データとにらめっこして、作戦を練って、球出しをして、仕事して…大変すぎて笑えるくらいです。 でも、大学でもVでも、選手たちのために全力でやるのが楽しくてたまらないんです。 プレーオフが終わった今、自分自身もっと上を目指したい気持ちが溢れています。 アナリストとしても、コーチとしても、もっと大きな舞台で勝てる自分になりたいです。 今シーズンの経験が、僕のバレー人生をガラッと変えてくれました！ 来シーズンも、自分を信じて進みます。 アナリストとして、コーチとして、 どんな困難があっても、皆さんへの感謝とバレーボールへの愛を胸に、 一歩ずつ前へ進んでいきたいです。 2024-25シーズン、本当にありがとうございました。 この感動を、来シーズンも一緒に分かち合える日を楽しみにしています。 #volleyball #バレーボール #vleague